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転落事故

「はな子」がまだ子供のころ、農作の手伝いをしていて、稲を干すハサバ、これは竹で組んだ背の高い垣根と言ったものだが、どうもここから落ちたらしい。詳しいことは聞けなかったが、この時に頭部に外傷を負い、内部も少し痛めたようだ。これが、10歳の時とすると、1927年頃の話と言うことになる。

この時の傷は、ずっと後まで尾を引くことになった。

「はな子」は食事を取るときに、毎回ではないが、ある頻度で、手にした茶碗を思わず放り投げるので、知らない人はもちろん、分かっている人も大いに驚く。

ただ、年齢が上がるとともに、頻度は少なくなっていった。あとから「はな子」を知るようになった人では、そういう持病の存在も分からなかったかもしれない。

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