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感謝

お袋様

感謝の言葉を送ります。誰もが思うよりもずっと長く生きてくれて感謝します。今、自分の心にあいた穴の大きさを考えると、お袋様がずっと心の支えであったことが改めて分かりました。親の思いは形は見えなくても、ずっと自分を包んでいてくれたのだとも。

今回の脳梗塞は文字通り致命的でした。ややもすれば回復して退院も適うかなとの期待を吹き飛ばしてしまいました。親が何歳になろうとも、子は親の更なる長寿を願ってしまいます。しかし、今度ばかりは観念せざるを得ません。本人が頑張っているのに、子供が先にギブアップするのは恨みを買いそうですが、今は出来るだけ苦しまずに、安らかに旅立つことを祈らざるを得ません。

4歳直前から、19歳直前までの15年間の生活。本当に短い間だったけど東京での生活。でも、それだけが、お袋様との時間ではなかった。顔を合わせていなくても何かを通わせていた。それを失うのは本当にさびしい。せっかくリタイアして時間が自由になる矢先に、ピリオドを打ってしまうとは。息子の人生を見極めて、安心して旅立つなら絵になるけど、本当はもっと楽しいことを考えていた筈。ピリオドを打つのは今までの苦労の筈。

人生にたらればは無いけど、それでもいろんなたらればが思い浮かぶ。それらも、今は、一緒に送り出すしかありません。

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